
東京:外務省によると、外務副大臣の宮路拓馬氏は、木曜日に東京で開催された第12回「ワールド・オーシャン・サミット&エキスポ」の閉会セッションで、日本が海洋環境の保全に意欲的に取り組んでいることを強調した。
宮路氏は、日本は14,000以上の島々と34,000kmの海岸線を持つ海洋国家であり、海洋環境を保全し、持続可能な形で海と共存するために、知識や技術を他国と共有していると述べた。
また、日本は国際的なパートナーシップと協力に基づき、国際社会とともに繁栄を目指していると強調した。
さらに、日本は海洋プラスチックごみ問題への対応、違法・無報告・無規制(IUU)漁業の取り締まり、ブルーカーボンに関する取り組みを強化してきたと指摘した。
このサミットは、エコノミスト・インパクトと日本財団の共催で開催されたが、宮路氏は、海洋環境の保全と持続可能な利用は国際的に議論されている重要な課題であり、日本は引き続き海洋問題に関する外交活動に積極的に取り組み、これらの議論がさらなる取り組みの強化につながるよう努める意向を示した。
第12回サミットでは、持続可能な海洋経済への移行、海洋管理、海洋の健全性回復の戦略、海洋技術の進展、海洋汚染への協力的な対応策といったテーマが焦点となった。