
リヤド: サウジ市場は4月2日まで続くイード・アル・フィトルの祝日で取引が休場となっているが、複数の企業が2024年の決算を発表した。
Red Sea International Co.は、2023年の純損失2310万SRに対し、400万SR(107万ドル)の純利益を発表し、収益性の好転を報告した。
タダウルに掲載された声明の中で、同社は、収益と業績が改善したことに加え、ファーストフィックスの買収が通年で影響したことが改善要因であるとしている。営業利益は前年の600万SRから7,000万SRに急増した。
Raydan Food Co.は2024年に7310万SRの純損失を計上し、2023年の3080万SRから136.6%拡大した。
同社は、売上高の減少、契約およびフランチャイズからの収益の減少、販売・マーケティング費用の増加、使用権資産および土地に関連する減損費用が損失の原因であるとしている。
また、外貨評価調整と投資減損も減少の要因となった。支店の業績悪化と契約収入の減少により、売上高は12.4%減の1億5,530万SRとなった。
Osool and Bakheet Investment Co.は、純利益の減少にもかかわらず黒字を維持した。同社の利益は2023年の2,540万SRから1,980万SRに減少したが、これは総収入が24%減少したことが主因である。
経費が31%削減され、金融費用が55%減少したため、その影響は相殺された。その他の収入は152%増の420万SRと急増したが、ザカート費用は58%増の380万SRとなった。
マハラ・ヒューマン・リソーシズ社は、法人向けサービス部門の成長に支えられ、売上高が18%増加し、粗利益が6%改善したことにより、純利益が27.1%増の1億2,740万SRとなり、堅調な増益を計上した。
主にサウジアラビア政府による雇用奨励金の増加により、予想信用損失が2,000万SR減少し、その他の営業利益が1,100万SR増加したことが寄与した。
しかし、人的資本への投資の増加により、一般管理費は350万SR増加し、金融費用は400万SR増加した。
さらに、ケアシールドホールディング社やサウジ医療システム社を含む関連会社からの利益は、ケアシールドホールディング社の業績悪化やサウジ医療システム社の2024年6ヶ月間の財務データがないことなどにより、30%減の1,220万SRとなった。