アラブニュース・ジャパン

ドバイ：ドバイの受賞歴ある日本食レストラン「TakaHisa」は、世界最大の魚市場である東京・豊洲市場に調達施設を開設した。

豊洲の魚市場にあるこの施設は、ドバイへの即日輸出用の魚介類の調達、加工、調理を行う直接の拠点となり、TakaHisa は漁師から直接魚介類を調達し、毎日、お客様に本格的な日本の味を届けることができるようになる。

毎朝、TakaHisa のチームが競りで魚介類を厳選し、現場で生け殺し、氷漬け、梱包などの精密な加工を行った後、ドバイへ空輸する。

「これは長年の夢でした」と、TakaHisa グループの創設者、行方 崇氏は語る。「豊洲市場内に専用施設を設立し、東京都の許可取得を含む複雑な手続きをクリアするのは簡単なことではありませんでした」

「現在では、漁師や業者と直接コミュニケーションを取り、毎日最高級の食材を厳選し、活〆といった伝統的な技術で加工することで、日本からドバイまで最高の品質を保証できます。また、不要な廃棄物を削減し、持続可能なラグジュアリーダイニングという当社のミッションにも合致しています」と付け加えた。

毎朝、TakaHisa のチームは、魚市場で魚介類を厳選し、生け締め、氷詰め、梱包などの精密な作業をすべて施設内で行っている。この作業のスピードは、非常に重要だ。準備が完了した食材は、TakaHisa の寿司やおまかせコースで最高の状態で提供できるよう、当日中にドバイへ空輸される。

この拡張は、TakaHisa の持続可能性への取り組みと、UAE における日本料理のレベル向上への取り組みを反映したものだ。