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トヨタのトップ、日本人に自動車産業を誇りに思わせたい

豊田氏は、「私たち全員が、自動車を日本の文化にするために行動を起こせば、日本の経済と国力により大きな貢献ができると信じている」とコメントしている。(AFP)
豊田氏は、「私たち全員が、自動車を日本の文化にするために行動を起こせば、日本の経済と国力により大きな貢献ができると信じている」とコメントしている。(AFP)
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02 Jul 2025 10:07:56 GMT9
02 Jul 2025 10:07:56 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:トヨタは、会長の豊田章男氏が日本自動車産業文化協会(ABAJ)の新会長に就任し、自動車製造事業を「日本の文化の誇り」にしたいと表明したと発表した。

ABAJ の歴史は、その前身である自動車協会にまでさかのぼる。

第二次世界大戦終結からわずか3ヶ月後の1945年11月、豊田章男氏の祖父である豊田喜一郎氏の尽力により設立された。ABAJ会長に就任した豊田氏は、設立時の喜一郎氏の言葉「自動車は戦後の安定と復興の鍵だ」と語った。

そして、「日本の平和的な復興と世界文化に貢献する、民主的な自動車産業国家を築きたい」と振り返った。

自動車産業は日本の戦後発展の要となってきたが、新規参入、販売不振、新技術などの影響を受けている。

豊田氏は、「私たち全員が、自動車を日本の文化にするために行動を起こせば、日本の経済と国力により大きな貢献ができると思う。」

「私は、ほとんどの日本人が『日本の誇りは何ですか』と尋ねられたときに、『自動車は日本の誇りです』と答えられるような社会を実現したい。自動車が国の誇りとなる文化になるためには、政府関係者ではなく、日本国民の心を動かす必要がある」と述べた。

ABAJには166の会員団体・企業が加盟しており、主な活動は会員を結びつけ、政府に対して特に自動車税制度に関する提案や要望を行うことだ。

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