
東京:日産自動車は火曜日、生産能力削減を目的としたグローバル再編計画の一環として、2028年3月までに日本の追浜工場での車両生産を停止し、生産を南部の福岡県にある工場に移管すると発表した。
日本第3位の自動車メーカーである日産は、販売の減少と損失の拡大に直面する中、生産能力を350万台から250万台に削減し、生産拠点を17カ所から10カ所に統合する方針だ。
ロイター通信は先週、日産が台湾のフォックスコンに横須賀工場のEV生産を許可し、閉鎖を回避する交渉を進めていると報じた。
日産は火曜日の声明で、東京南部の港湾都市横須賀にある追浜工場の将来的な活用について「幅広い選択肢を検討する」と述べた。関連費用は第1四半期決算と共に開示される予定だ。
CEOのイバン・エスピノサ氏は、苦境に立つ自動車メーカーの再生を目指す大規模な再編計画を発表し、グローバルな従業員数を約15%削減する方針を示した。
1961年に操業を開始した追浜工場工場は、日本初の大型自動車工場の一つであり、日産と日本のグローバルな野心の象徴だった。
ロイター