• ツィッピー・ホトベリー氏は、イスラエルは二国家解決を求めるかと問われ「絶対にノー」だと、スカイニュースに述べた
• リシ・スナク氏：「二国家解決が正しい結末だという我々の長年の立場は変わらない」

アラブニュース

ロンドン：英国のリシ・スナク首相は、駐英イスラエル大使の自国はパレスチナとの紛争において二国家解決を望まないという発言をはねつけた。

ツィッピー・ホトベリー氏は、イスラエルはガザ地区での軍事作戦が終結した後に二国家解決の筋書きを追求するかと問われ「絶対にノー」だと、スカイニュースに述べた。

スナク氏は、自身と英国政府はホトベリー氏の姿勢に「賛同しない」と述べた。そして「二国家解決が正しい結末だという我々の長年の立場は変わらない」とした上で、イスラエルの作戦によるガザ市民の苦境を「非常に憂慮」していると述べた。

「私は一貫して、あまりに多くの罪なき人々が命を落としていると述べてきた。誰もこの紛争が必要以上に一刻たりとも長引くことを望んではいない」

「もちろん、イスラエルには（10月7日に）被った恐ろしいテロ攻撃に対する自衛の権利がある。しかし、私がつい先週（ベンヤミン・）ネタニヤフ首相に言ったように、イスラエルは罪なき市民の命を守るためにあらゆる可能な予防措置を講じなくてはならない」

スナク氏は、英国はガザへの援助の搬入促進に「かなり貢献」しており、「必要とする人々により多くの支援を届けるためにアクセスの拡大を促し続けている」と述べた。

同氏は加えて、自身は「持続的な停戦」を支持するが、そのためにはハマスが10月7日に連れ去った全ての人質を解放し、ロケット弾によるイスラエルへの攻撃をやめることが条件となると述べた。