
東京:トヨタ自動車は木曜日、2030年代初頭に操業を開始するため、日本の中央部にある同名の都市に新しい自動車工場を建設すると発表した。
同社は、4月から6月までの四半期の決算発表とともに、生産モデルは未定であると述べた。
世界トップの自動車メーカーによる国内新工場の発表は、人口減少や自動車所有率の低下により日本の自動車販売が低迷している中でのことだ。トヨタが日本で最後に組立工場を建設したのは 2012 年だった。
また、ドナルド・トランプ大統領が、日本車の大規模な流入が米国の巨額の貿易赤字の一因となっていると不満を述べていることも背景にある。日本の自動車メーカーの中で、トヨタは米国への輸出台数でトップだが、米国で販売する自動車のほとんどは現地で生産されている。
トヨタは、日本での年間生産能力を 300 万台に維持し、その約半分を海外市場に輸出するという方針を長年にわたって維持してきた。
ロイター