
イスタンブール:中谷元・防衛相は水曜日、トルコ政府高官や無人機などの武器メーカーとの会談の合間に、日本とトルコは防衛技術協力を強化するための詳細な協議を開始すると述べた。
トルコの支援を受けた企業は、ウクライナを含む数カ国に武装無人機を供給しており、一方日本は、陸・空・海軍の各軍に無人航空機の使用を拡大する準備を進めている。
「我々は、両国の防衛産業間の交流を促進するために、それぞれの装備品当局の間で実務レベルでの協議を開始することに合意した」と、中谷氏はイスタンブールで記者団に語った。
中谷防衛大臣は、日本の防衛大臣として初めてトルコを公式訪問した。トルコはNATO加盟国であり、ヨーロッパや中東以外にも経済やその他の関係を拡大することに熱心である。トルコと日本はともにアメリカの同盟国である。
中谷防衛大臣はまた、トルコのドローン産業に対する日本の関心、日本の指揮統制機能に対するトルコの関心、あらゆる輸出規制の枠組みを見直す必要性について、トルコの大臣や防衛産業幹部と議論したと述べた。
同大臣の訪問には、トルコ航空宇宙産業(TUSAS)、海軍造船所、ドローンメーカーBaykar社への訪問も含まれていた。
日本は防衛力強化の一環として、トルコの無人機を潜在的な選択肢の一つとして検討していると、ある外交筋は以前語っていた。
会談は、日本がトルコ製の防衛製品を取得することを意味するものではない、と中谷氏は付け加えた。
ロイター