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東京株、コロナウイルス感染増への懸念で下落

日本株は21日、じり安となり、コロナウイルス感染が世界的に増加していることへの懸念により、投資家が緊張状態にあることから、小幅な値動きだった。(資料写真/AP)
日本株は21日、じり安となり、コロナウイルス感染が世界的に増加していることへの懸念により、投資家が緊張状態にあることから、小幅な値動きだった。(資料写真/AP)
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22 Jun 2020 06:06:45 GMT9
22 Jun 2020 06:06:45 GMT9

日本株は21日、じり安となり、コロナウイルス感染が世界的に増加していることへの懸念により、投資家が緊張状態にあることから、小幅な値動きだった。

日経平均株価は、序盤の小幅上昇から反落し、前日比0.18%安の2万2437円27銭で取引を終えた。値上がり銘柄数は72、値下がり銘柄数は147。

世界保健機関(WHO)は21日、世界のコロナウイルス感染者が記録的に増加したことを報告し、北米と南米で最大の増加が見られた。

iPhoneを製造する米アップルが19日にフロリダ州、アリゾナ州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州の11店舗の一時閉店を発表したことも、センチメントを悪化させた。

この発表は日本のアップル関連株に打撃を与え、アルプスアルパイン、村田製作所、ロームは0.67%~1.25%下落した。

市場関係者の中には、東京の1日の感染者数の増加が、日本の景気回復への期待に水を差したと言う人もいたが、その影響は小さいと指摘する人も居た。

東京のマネックス証券のマーケットアナリストである益嶋裕氏は「日本はまだ、再び規制が課される可能性があるような感染爆発にはほど遠いため、少なくとも日本の市場においては、大きなリスクとは見なされていません」と話した。

より幅広い市場では、TOPIXは0.23%下落して1,579.09となり、東証33業種別株価指数のほぼ3分の2が下落した。

東京証券取引所の業種別株価指数では、航空株が1.65%、運輸株が1.89%と、下落幅が最も大きかった。

明るい材料は東芝で、同社のフラッシュメモリー部門だったキオキシアホールディングスの持ち株を現金化し、純利益の大半を株主に還元するつもりであることを発表した後、4.9%上昇した。

新興企業の株価は市場全体の弱さとは別の動きを見せ、マザーズ指数は1.28%上昇し、2018年10月以来の高値を付けた。

ロイター

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