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全市民個人情報入りUSB見つかる=情報漏れ確認されず―兵庫県尼崎市

24日、この社員や大阪府警が捜索したところ、かばんは同日午前、吹田市のマンション敷地内で見つかった。USBのパスワードやファイルの暗号化の状態は紛失前のままだったという。 (Shutterstock)
24日、この社員や大阪府警が捜索したところ、かばんは同日午前、吹田市のマンション敷地内で見つかった。USBのパスワードやファイルの暗号化の状態は紛失前のままだったという。 (Shutterstock)
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24 Jun 2022 08:06:48 GMT9
24 Jun 2022 08:06:48 GMT9

兵庫県尼崎市は24日、全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリー2本を委託業者が紛失した問題で、USBが2本とも見つかったと発表した。USBの中身などはそのままで、現時点で情報漏えいも確認されていない。

委託業者は同日、尼崎市役所で記者会見を開き、「重大な情報をお預かりしながら紛失してしまい、尼崎市民や関係各位に深くおわび申し上げる」と謝罪。情報漏えいの有無について、引き続き調査する方針を示した。

市によると、USBには住民基本台帳に基づく全市民の氏名や住所、生年月日などのほか、臨時特別給付金の対象世帯情報、生活保護と児童手当の受給世帯の口座情報などが含まれていた。

市は、業者に住民税非課税世帯などへの臨時特別給付金の支給事務を委託していた。業者によると、21日、協力企業の社員がデータ更新のため、個人情報をUSBに移管したが、それを持ったまま大阪府吹田市内の居酒屋で飲食。22日未明、路上で目覚め、USBが入ったかばんの紛失に気付いたという。

24日、この社員や大阪府警が捜索したところ、かばんは同日午前、吹田市のマンション敷地内で見つかった。USBのパスワードやファイルの暗号化の状態は紛失前のままだったという。 

尼崎市の稲村和美市長も同日記者会見し、検証と再発防止のため、第三者委員会を設置すると表明。「スピード感をもって検証してもらい、市としても再発防止の取り組みを進めていきたい」と強調した。

時事通信

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