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サウジアラムコとSABIC、日本にブルーアンモニアの第一回分積出し開始

2019年11月13日、サウジアラビアの首都リヤドで開催された「Misk Global Forum on innovation and technology」で、アラムコの展示セクションに立ち寄る来場者。- ミスク財団(MiSK Foundation)は、サウジアラビアで大きな影響力を持つムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって、学習とリーダーシップの育成を通じてサウジアラビアの若者をエンパワーする目的で設立された非営利組織である。(AFP)
2019年11月13日、サウジアラビアの首都リヤドで開催された「Misk Global Forum on innovation and technology」で、アラムコの展示セクションに立ち寄る来場者。- ミスク財団(MiSK Foundation)は、サウジアラビアで大きな影響力を持つムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって、学習とリーダーシップの育成を通じてサウジアラビアの若者をエンパワーする目的で設立された非営利組織である。(AFP)
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28 Sep 2020 12:09:37 GMT9
28 Sep 2020 12:09:37 GMT9

アラブニュース 日本版

サウジアラムコと日本エネルギー経済研究所(IEEJ)は日曜日、サウジアラビアから日本へブルーアンモニアの第一回分積み出しがあったと発表した。

サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)との提携による今回の積み出しには、40トンの高品位ブルーアンモニアが含まれている。このブルーアンモニアは、ゼロカーボン電力での使用を目的としたものである。

サウジアラムコは声明の中で、SABIC施設において、メタノール製造用に指定されたプロセスで30トンのCO2を回収したほか、さらに20トンのCO2を回収しアラムコ社の油田で石油回収強化に使用できたことにより、積み出しの課題は克服されたと述べている。

IEEJスタディチームを代表する三菱商事が、日揮ホールディングス、三菱重工エンジニアリング、三菱造船および宇部興産の支援・協力を受けながら、SABICと連携して輸送物流の監視を行っている。

サウジアラビアのメディアによると、サウジアラムコ最高技術責任者(CTO)のアル・クウェイター氏は、「今回の積み出しは世界初と考えられており、アラムコにとって、低炭素な水素・アンモニアの生産にあたり炭化水素が信頼性が高く価格の手頃な原料となり得ることを示す、またとない機会であると言える」と述べた。

SABICのエネルギー効率化・カーボンマネージメント副部長であるファハド・アル=シェリヒ氏も、「SABICでは、水素とアンモニアを製造しCO2を回収するにあたって既存のインフラを活用することができるので、経済的である。SABICには統合された石油化学設備があり、サプライチェーン全体における経験もあることから、SABICは世界にブルーアンモニアを提供する上で重要な役割を果たすことになるだろう」と述べている。

アンモニアは、確実かつ持続可能な方法で世界のエネルギー需要の増加に応えられる原料だと期待されている。

サウジアラビアと日本のブルーアンモニア供給ネットワークは、炭化水素をまず水素に変換し、それからアンモニアに変換するだけでなく、その過程で輩出されたC2の回収も含めた、バリューチェーン全体を対象としている。

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