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日本の長期的な輸出減少、自動車需要の増加で緩やかになる

財務省の2020年11月18日のデータによると、10月の日本の輸出は前年同月比0.2%減少した。(Shutterstock)
財務省の2020年11月18日のデータによると、10月の日本の輸出は前年同月比0.2%減少した。(Shutterstock)
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18 Nov 2020 02:11:51 GMT9
18 Nov 2020 02:11:51 GMT9

日本の輸出額は10月、減少し続けたが、世界第3位の経済大国が戦後最悪の不況から脱し、中国や米国の自動車などの需要が回復したことが手伝い、約2年間で最も緩やかなペースだった。

この貿易データは、外需を当てにしている政策立案者に、日本の景気回復を政府の景気刺激策から民間部門の活動に戻す気にさせる可能性が高いが、新型コロナウイルスの感染再拡大で見通しは不透明だ。

18日に出た財務省のデータによると、10月の輸出額は前年同月比0.2%減となった。ロイター通信が実施した調査では、エコノミストらの推定値の中央値は4.5%減だった。

この数字は、23カ月連続で縮小してきた、日本の輸出減少幅としては前月の4.9%減に続き最小だ。キャピタル・エコノミクス・ジャパンのエコノミストTom Learmouth氏は、輸出増加による、より幅広い景気回復への後押しは限定的である可能性が高いと話した。「10月に輸出量はコロナ前の水準に戻ったが、輸入量はより力強く回復した」と同氏は述べた。

「そのことは、純貿易から来る、成長への追い風はすぐに弱まるだろうという我々の見解を後押しする」。輸出先別では、米国への輸出が2.5%増と2カ月連続で増加し、自動車や自動車部品の需要増に引っ張られ、2019年7月以来最大となった。

日本の最大の貿易相手国である中国への輸出は、半導体製造機器や自動車、プラスチックなどを中心に10.2%増加し、アジアへの輸出は4.4%増と8カ月ぶりにプラスに転じた。欧州連合への輸出は10月、2.6%減少した。

輸入額は10月までの1年間で13.3%減少し、推定値の中央値(9.0%減)を上回ったが、9月の17.2%減よりは緩やかだった。

その結果、貿易収支は8730億円(83億8000万ドル)の黒字となった。推定値の中央値は2500億円の黒字だった。

輸出と消費の回復が、日本が新型コロナウイルスのパンデミックによる被害を切り抜けるのを助けたことで、日本経済は戦後最大の不況から急速に回復し、第3四半期に史上最速のペースで成長した。(1ドル=104.1300円)

ロイター

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