
AP通信、ドバイ
アラブ首長国連邦は、湾岸アラブ地域の隣国クウェートを抜かして、原油埋蔵量が世界第6位になったと発表した。
アラビア半島の7つの首長国からなる同国の最高石油評議会は月曜日に会合を開き、埋蔵量が70億STBにものぼる原油を新たに発見したと公表した。
同評議会によると、今回の発見で、アラブ首長国連邦全体の原油埋蔵量は1050億バレルに なったとのことだ。また同評議会は、天然ガスに関してもアラブ首長国連邦は埋蔵量が世界で第6位だとしている。
原油埋蔵量とは、採掘が経済的に可能な原油の量を示す。数字は計算に使われる基準が異なるため国ごとに大きくばらつく可能性があるが、産油国同士の比較において1つの指標として用いられている。