
・同王国は、この指数で2019年の29位から7位上昇となった
ラッシード・ハサン
リヤド:サウジアラビアはグローバル人工知能指数で、アラブ諸国では1位、世界では22位にランク付けされた。
Tortoise Intelligenceの報告により作成されたこの指数は、各国を人工知能における投資、イノベーション、実施のレベルで評価する世界初のグローバル指数である。
このグローバルAI指数は、143種類の異なる指標に基づいている。サウジアラビアは「政府の戦略」のカテゴリーで世界2位にランク付けされ、「運営環境」の基準で世界9位を占め、「リサーチ」のランキングで12位となった。また、サウジアラビアはインフラの分野で22位を占め、「才能」と「商業」のカテゴリーで46位にランク付けされた。
同王国は、この指数で2019年の29位から7位上昇となった。米国は1位となり、中国、英国、カナダ、イスラエル、ドイツ、オランダ、韓国、フランス、およびシンガポールがそれに続いた。
この指数で7位上昇したことにコメントし、サウジアラビア・データ人工知能機関(SDAIA)の議長、アブドラ・ビン・シャラフ・アル・ガムディ氏は、次のように述べた。「一年間でサウジアラビアのグローバルAI指数が7位上昇したことは、国家レベルでこの極めて重要な分野における、指導者の継続的支援を肯定するものとなった」
順位の上昇は、サウジビジョン2030に並行して行われている、国家変革計画(NTP 2020)の取り組みに参加した政府機関や政府団体を一つにしようとする努力の結果である、と彼は述べた。