
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)は、イスラエルとの国交正常化後、サイバー攻撃の標的となったと、湾岸アラブ国家セキュリティ機関の責任者が日曜日発表した。
UAEは8月、数十年のアラブ地域における方針を転換し、イスラエルと国交正常化に合意。パレスチナ住民や一部のイスラム諸国、地域の反感を買った。バーレンやスーダンもUAEに続いている。
Mohamed Hamad Al-Kuwaiti氏はドバイで行われた記者会見で、「私たちの関係、例えば、イスラエルとの国交正常化が、UAEに反発する活動家らによる激しい攻撃のきっかけとなった。」と語った。
Kuwaiti氏は、金融部門が標的となったと述べたものの、詳細は口にしなかった。攻撃による影響や、攻撃を行った者などについての詳細は語られなかった。また、同氏によると、UEAでのサイバー攻撃の件数が、新型コロナウィルス感染拡大後急増しているという。この地域ではかつてよりイランからの攻撃の多いと述べたが、背後にいる人物は特定しなかった。
イランもまた、ハッキングにあっていると述べている。
ロイター