
ロンドン:カタールは、3年間のボイコットが解除され、アラブ首長国連邦(UAE)へのコンデンセート輸出を再開した。
レフィニティブエイコンのデータによると、今週ドバイのジュベル・アリ港でタンカーが荷揚げした。
エミレーツ・ナショナル・オイル・カンパニー(ENOC)がチャーターしたアブダビIIIタンカーは、3月4日にカタールのラスラファン港で原油に似た炭化水素の液体であるコンデンセート8万トンを積み込んだことがデータで示された。
3月7日にENOCが製油所を運営しているジュベル・アリで貨物を陸揚げしたことがデータで示された。
なお、ENOC社からはコメントを得られていない。
カタールは、サウジアラビアをはじめとするUAEを含むアラブ諸国3カ国との3年間にわたる紛争が今年初めに合意に至り、外交・貿易関係を回復した。
ボイコット以前、カタールはUAEにコンデンセートを定期的に輸出していた。
UAEは、石油の代替供給源を確保することを余儀なくされ、2017年半ばに初めて米国産の貨物を輸入している。
ロイター通信