![銀行はサウジアラビアにおけるその支店網を6にまで増やしたと発表した。(Shutterstock)](https://www.arabnews.jp/wp-content/uploads/2021/04/2582446-1719493790-1.jpg)
アラブニュース
ドバイ:ドバイ最大の金融業者が、サウジアラビアで運営する支店の数を4倍にすると公表した。
そして、エミレーツNBDは、聖なる都市マディーナとメッカに支店をオープンすることを認可された最初の外国銀行となった。
声明の中で、エミレーツNBDのスポークスマンはアラブニュースに語った。「エミレーツNBDは、サウジアラビア王国各地でフランチャイズ展開をするための投資を続けることを予定しています。」
「マディーナとメッカを含む6支店が現在運営中ですが、王国各地にさらに18支店をオープンする認可を受け、王国における支店網総計は24になります。」
「エミレーツNBDは、サウジアラビア王国内におけるビジネスと知名度を拡大し続けます」とスポークスマンは言った。
火曜日の声明の中で、銀行はサウジアラビアにおける景気回復の展望を強調した。その展望によると、サウジアラビアの経済は、2020年の4.1%の縮小を経て、今年は0.7%拡大する見通しである。
「石油価格の上昇が今年の財政赤字をGDP(国内総生産)1.4%にまで減らすでしょうし、そして、多くの構想が国内投資を引き上げるために発表されました」と声明は発表した。
該当銀行は今年の第1四半期における純利益の12%の上昇を発表したが、その純利益は23億2000万ディルハム(5憶9900万ドル)にまで達している。
グループ最高財務責任者であるパトリック・サリヴァンは、「良いコスト管理と、著しい低金利による効果が信用減損の減少を大幅にうわまわったことで、十二分に相殺された」ことにより、銀行は利益の上昇を得ることができると述べた。