
アラブニュース・ジャパン
ハラール&エシカル投資を立ち上げたハラール・エンジェルズ・ネットワークは、日本のEDGEof INNOVATION と組んで日本市場へ進出し、ハラール消費者市場での日本のスタートアップに投資する機会を増やそうとしている。
@ArabNewsjp Halal Angel Network partners with EDGE of INNOVATION to tap Halal & Ethical investments in Japanese Startup ecosystemhttps://t.co/g2YeAXFCxFhttps://t.co/U8c3P6jF3K@PRTIMES_JP
— Halal Angels Network (@HalalAngelsNet) March 27, 2021
日本におけるハラール&エシカル投資を促進するこの動きを、EDGEof INNOVATIONの設立者である小田嶋Alex太輔氏は好意的に迎える。
「私は日本がもっとムスリム世界と交流すべきだと思っています。そのためにはイスラムに対する間違った固定観念をとり除く必要があると感じています。ゴールはビジネスチャンスを探るだけではなく、日本のスタートアップ・エコシステムと世界中のムスリムコミュニティの間に本当の繋がりを築くことでもあるんです」と小田嶋氏はオンラインの投稿で語った。
ムハンマド・タマリンと アスラ・ヴィルジアニタが行った日本のハラール市場の調査研究では、ハラ―ルフードをレストランや祈祷スペースで提供したり、ハラールのサービスや商品の開発することによって日本でハラール産業の突破口を開く必要性を説いている。
ハラール・エンジェルズ・ネットワークの設立者タウシフ・マリクはこのパートナーシップの恩恵について繰り返し言及し、ジャパン・イノベーション・ブリッジや経済産業省(METI)のJ-Startupsプログラム、ジェトロ(日本貿易振興機構)の継続サポートのおかげで、このパートナシップが日本のスタートアップ・イニシャルに貢献することは明らかであると述べた。
マリク氏はオンラインで日本の努力を賞賛し、「日本の政府機関、大学、企業と連携して日本でのハラール&エシカルスタートアップを促進し、輸出意識も高めることに日本がどれほどオープンでありうるか」を強調した。
ハラール・エンジェルズ・ネットワークは5兆ドルに昇る世界のハラール消費者市場を貫いており、2025年には9兆7100億ドルに達すると考えられている。この最新のビジネスベンチャーの後も、その範囲を拡大し続けていくと期待されている。
EDGEof INNOVATIONもスタートアップのサポート、ビジネスを日本にもたらすことに積極的に関わっている。