
アラブニュース
リヤド:サウジ港湾局(マワニ)は、国内8ヵ所の港湾に多目的ターミナルを開設・運営するために、民間企業との提携による投資機会を発表した。
マワニは火曜日の発表で、今回の投資機会は、ジェッダイスラミック港、ダンマンのキングアブドラアジーズ港、ラスアルハイール港、ジザン港、ヤンブ商業港、ジュバイルのキングファハド工業港、ヤンブのキングファハド工業港、ジュバイル商業港の各ターミナルに関する一括事業請負後譲渡方式(BOT方式)の契約形態になると述べた。
この取り組みは、各港湾に、コンテナー、一般貨物、ばら積み貨物、RO-RO船貨物、旅客、家畜などを含む多用途向けの機能を備えることを目的としている。
今回の投資は、サウジを世界有数の物流舞台とし、三大陸をつなぐ中心拠点とすることを目的とした「ビジョン2030」の目標に沿ったものだ。
輸送と物流がサウジのGDPに占める割合は、同セクターに今回の新戦略を導入することにより、2030年までには現在の6%から10%に上昇することになると、サレハ・アリヤッセ運輸相は火曜日に述べた。