
東京:米大手テクノロジー企業でAlphabet(アルファベット)社の子会社Google(グーグル)は、急成長している日本のキャッシュレス・サービス市場に参入しているが、決済事業のPring(プリン)を、フィンテックサービス会社メタップスをふくむ株主から買収することに同意した。
新興企業プリンの3大株主―メタップス、ソフトウェア会社ミロク情報サービス、日本瓦斯―が13日(火)、3社合わせて87パーセントになるプリンの持ち株をグーグルに売却すると発表した。
メタップスは、45パーセントにあたる保有株を49億円(4億400万米ドル)で譲渡すると発表した。
グーグルは2016年以降日本で、現在Google Payとよばれているモバイル決済事業を展開している。金融会社とともにソフトバンク・グループや楽天グループといったテクノロジー企業は、日本の消費者たちが根深い現金志向から移行するよう働きかけている。
ロイター