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タブークの企業がNEOMとのビジネスを求めて環境に配慮

王国北西部で開発中の持続可能な地域「NEOM」では、契約を結ぶためには、すべてのサプライヤーが可能な限り持続可能なプロセスを遵守しなければならないという前例を作った。(提供)
王国北西部で開発中の持続可能な地域「NEOM」では、契約を結ぶためには、すべてのサプライヤーが可能な限り持続可能なプロセスを遵守しなければならないという前例を作った。(提供)
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27 Jul 2021 05:07:26 GMT9
27 Jul 2021 05:07:26 GMT9
  •  iONTRONは、二酸化炭素の排出量と騒音公害の両方を削減し、コンクリートポンプを駆動させるために液体燃料の代わりに電気を使用することで、直接的な排出量を削減することができる。

インジ・アル・ブカーリ

ドバイ: 近年、サウジアラビアでは、グリーンエネルギーを中心とする経済への転換を図るために、大きな変化が起きている。政府は、2030年までに国内の電力需要の50%を再生可能エネルギーで賄うことを目標に掲げている。

王国北西部で開発されている持続可能な地域「NEOM」では、すべてのサプライヤーが可能な限り持続可能なプロセスを遵守しなければ契約ができないという先例が作られた。

NEOMに隣接するタブークの企業もこれに倣い、環境に配慮した方法を模索している。未来都市NEOMの建設業者にコンクリートを供給しているタブーク・コンクリート社もその1つだ。同社は、建設方法をできるだけ環境に配慮したものにするために、新しい機器を調達している。

同社のCEO、タレック・ アブドゥラ・ アブディン氏は、NEOMが設定したガイドラインに準拠するために、ヨーロッパの企業であるプッツマイスター・トラック・マウンティッド・コンクリート・パンプス社と提携し、同社の最新製品の1つであるiONTRONを購入したとアラブ・ニュースに語った。

iONTRONは、二酸化炭素排出量と騒音公害の両方を削減し、コンクリートポンプを駆動させるために、液体燃料の代わりに電気を使用することで、直接的な排出量を減らす。ディーゼルエンジンで駆動するほとんどのコンクリートポンプは、1時間あたり約26.53キログラムの二酸化炭素を発生させ、10.2リットルの軽油を必要とする。それに対し、電気で駆動するポンプでは、二酸化炭素の排出量は0キログラムで、必要な軽油量も0リットルだ。

最初のiONTRONコンクリートポンプは、タブーク・コンクリート社によって中東に導入され、この地域の建築材料の製造における新世代の持続可能なデザインを象徴するものとなる。2022年には、サウジアラビアにコンクリートポンプが納入され、タブーク・コンクリート社の工場は、より環境に優しい技術が装備されることとなる。

NEOMは今年初めに、最大100万人を収容する都市部を開発するインフラメガプロジェクト「ザ・ライン」を発表した。ザ・ラインをはじめとするNEOMで開発される地域は、タブーク地域の企業に大きなチャンスを提供することになるだろう。

サウジアラビアの商務大臣、マジド・アル・カサビ氏は先日タブークを訪れ、ビジネスコミュニティやタブーク・コンクリート社などの地元のサプライヤーと面会し、同省がNEOMや近隣の他のプロジェクトによって提供される大きな機会を利用するためにどのような支援ができるかを理解した。

NEOMが前進するにつれ、タブークでは、従来の方法で事業を行っていた企業が、環境保護のためのより高度な技術に頼るようになり、今後5年間でビジネス環境は大きく変化するだろう。

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