
ジャナ・サロウム
サーシャ・アルマソウディ
サラ・アルファイズ
リヤド:サウジアラビアでは、歳出が19%増加するも同時に歳入も22%増加したことから、今年度第2四半期の財政赤字は第1四半期から38%減少する。財務相が四半期予算報告の中で述べた。
公式データによれば、サウジアラビア政府の歳出は前四半期の2,120億リヤルから2,520億リヤルに増加したが、一方で歳入は第1四半期の2,040億リヤルから2,480億リヤルに増加し、財政赤字は46億リヤルとなり、前四半期の74億リヤルからの赤字減少となった。
データによれば、石油の売上増加と非石油関連の活動からの収入により歳入が増加した。
「国家予算は国の財政状態のバロメーターです。サウジアラビアの第2四半期予算報告の結果は、より統制のとれた財政措置と王国内経済のパンデミックからの回復による、より力強い経済状況を示しています」と、民間の経済学者モハメド・ラマディ氏がアラブニュースに語った。