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フランスから日本へ7度目の核燃料物質輸送

ウラン原子炉では、核分裂の副産物として劣化ウランとプルトニウムの混合物が生成される。(AFP通信)
ウラン原子炉では、核分裂の副産物として劣化ウランとプルトニウムの混合物が生成される。(AFP通信)
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08 Sep 2021 08:09:40 GMT9
08 Sep 2021 08:09:40 GMT9

シェルブール(フランス):7日深夜、高放射性物質のプルトニウムを含む核燃料物質がフランスのシェルブール港から日本に向けて発送された。輸送に反対する環境保護団体グリーンピースが発表した。

夜明け前のシェルブール=アン=コタンタン北部の町で、警察車両や徒歩の警官の隊列をはじめ厳重な警備が敷かれる中、渦中の貨物が運ばれているところをAFP通信のカメラマンが捉えた。

グリーンピースなどの反核活動家らは、隊列が通過中にロータリーで抗議デモを行った。

混合酸化物(MOX)核燃料は「非常に危険な物質」とされており、グリーンピースはこれを「高レベル放射性廃棄物」として扱うべきで、国外に出す許可を与えてはならないと述べた。

ウラン原子炉では、核分裂の副産物として劣化ウランとプルトニウムの混合物が生成される。

これらは再処理してMOX燃料に使うことが可能で、他の原子炉でより多くの電力を生み出すことができる。

1999年以降、フランスから日本にMOX燃料が輸送されるのは今回で7度目だ。

グリーンピースによると、英国の船2隻が荷物を引き取りに行くとみられる。

「貨物は8日に日本の高浜に向けて輸送されるでしょう」とグリーンピースは述べた。また、この核燃料物質は高浜の2つの原子炉で使用されるだろうと付け加えた。

日本は自国のエネルギー資源が乏しく、2011年に福島の原発が津波で制御不能になるまで、国内の電力の約3分の1を原子力に頼っていた。

福島原発の事故前、日本では54基の原発が稼働していたのに対し、今年3月時点で稼働していた原発は9基だった。

AFP

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