
ヤナ・サロウム、ジアッド・サバ
リヤド:米財務省が発表した最新データによると、サウジアラビアの米国債保有残高は、8月末に2020年5月以来の低水準となる1241億ドルだった。
8月のサウジの保有残高は、前月比で3.1%(40億ドル)減少した。
データによると、保有残高は2020年8月比で4.5%減少し、年間で59億ドルの減少となる。
米国債の保有ランキングでサウジは17位で、UAEが587億ドル分を保有し23位だった。クウェートも8月末時点で468億ドル分の米国債を保有しており、29位となった。
サウジの米長期国債の保有残高は、7月の1022億ドルから8月には1016億ドルに減少した。年間でみると、長期国債の保有残高は昨年8月比で4.5%減少した。
同様に、サウジが保有する米短期国債の保有残高は、7月の259億ドルから8月には225億ドルに減少した。また、8月の短期国債の保有残高は、昨年同月比で39.4%の大幅減となった。
8月には、サウジが保有する米国債全体の82%が長期国債で、18%が短期国債だった。