
東京:ソニーが木曜日に通期の売上・利益の見通しを上方修正し、音楽、映画、電子機器の分野で力強い業績を期待していると伝えた。
ソニーグループの2022年3月期の純利益は、当初予想の7,000億円から7,300億円(64億ドル)に上方修正された。
日本のエレクトロニクス・エンターテインメント大手企業は年間売上高の見通しについても9.7兆円から9.9兆円に引き上げた。
同社は、音楽・映画部門の利益はとりわけ「アニメ事業のライセンス収入」と、今年行なったオンラインアニメライブラリーのトップ企業クランチロール買収により見込まれる売上高増加によるところが大きいと伝えた。
しかし昨年ウィルスによる外出自粛等でゲーム業界が恩恵を受けたパンデミックの追い風が弱まる中、同社の第2四半期純利益は2,131億円と半減した。
昨年の同四半期には一時的な減税もあり、それもまた力強い純利益達成に貢献した。
前年度、ソニーは記録的な9兆円近い売上高により、2倍以上となる過去最高の年間純利益1.17兆円を計上した。
AFP