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パナソニック、利益見通しを12%上方修正 保有株式の評価益を計上

パナソニックのロゴの隣に立つ男性。パナソニックセンター東京、2017年2月2日。(資料写真/ロイター)
パナソニックのロゴの隣に立つ男性。パナソニックセンター東京、2017年2月2日。(資料写真/ロイター)
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28 Oct 2021 08:10:00 GMT9
28 Oct 2021 08:10:00 GMT9

パナソニックは28日、通期営業利益見通しを12%上方修正した。保有株式の評価益に加えて、車載用バッテリーとファクトリーオートメーション(FA)機器の売り上げ増が寄与した。

2022年3月期の連結営業利益見通しを、3300億円から3700億円(32.5億ドル)に上方修正した。金融市場データを提供する英リフィニティブによる、アナリスト20名が出した利益見通しの平均値3681億円を、今回の修正見通しは上回っている。

パナソニックは直近の7-9月期に、968億円の利益を計上した。前年同期は928億円だった。7-9月期の業績は、リフィニティブが見通し提供を依頼したアナリスト9名による、利益見通し予測平均値の1059億円を下回っていた。

パナソニックは、9月に米ソフトウエア企業ブルーヨンダー株を71億ドルで追加取得し完全子会社化したのに伴い、既存持ち分20%の再評価益を583億円も計上した。

パナソニックが昨年度提出した有価証券報告書によると、米電気自動車(EV)大手テスラの全持ち株を約4000億円で売却しておりブルーヨンダー買収の元手にしたとみられる。ブルーヨンダーは、機械学習を利用して工場と物流倉庫や小売業者のデータを連動させ、企業のサプライチェーン(供給網)管理を支援する会社だ。

ロイター

 

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