Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

サウジ内閣、直近の国際サミットへの自国の参加を称賛

ニューデリーで開催されるG20外相会議へのサウジアラビアの参加について議論が行われた。(SPA)
ニューデリーで開催されるG20外相会議へのサウジアラビアの参加について議論が行われた。(SPA)
Short Url:
08 Mar 2023 07:03:10 GMT9
08 Mar 2023 07:03:10 GMT9
  • また内閣は、国内外におけるいくつかの課題について検討した。

アラブニュース

リヤド:サウジアラビア内閣は7日、リヤドのイルカ宮殿で、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下が議長を務める週次会議を開催した。

サウジ通信社が報じたところによると、閣僚理事会は会議の中で、サウジアラビアによる直近のいくつかのグローバルフォーラムへの参加を称賛したという。

サルマン皇太子は、エリトリアとモザンビークの大統領と行った2つの会合の内容と結果について閣僚に報告し、東アフリカの国々である両国とサウジアラビアとの関係や協力について確認した。

また内閣は、国内外におけるいくつかの課題について検討し、安全保障協力の向上、薬物乱用撲滅の取り組みの強化、汎アラブの安全保障を脅かすあらゆる問題への対処という、第40回アラブ内相評議会でサウジアラビアが掲げた約束を再確認した。

また、ニューデリーで開催されるG20外相会議へのサウジアラビアの参加についても議論が行われ、世界的な課題に対処するために集団行動をとることの重要性、すべての人にとって世界をより安全で豊かな場所にするための対話と平和の醸成について強調した。

閣僚らは、気候変動地域センター本部がサウジアラビアに発足したことは、サウジビジョン2030の目標に沿って気候変動への適応を促し、その影響を軽減し、持続可能性を達成するために必要な知識基盤を構築する形で、環境を保護し、気候問題に取り組む国内外の取り組みの一部であると指摘した。

内閣は、民間セクターパートナーシップ強化プログラム「シャリーク(Shareek)」が支援するプロジェクトの第一陣が総額1,920億サウジリヤル(511億5,000万ドル)に達したことを歓迎し、このプロジェクトは、民間セクター投資の促進、国内事業の増加、国内総生産(GDP)の増加という同プログラムの目標に向けた大きな一歩であることを確認した。

閣僚らは、今年は3月11日にあたる「国旗の日(Flag Day)」は、1727年の建国に始まるサウジアラビアの歴史における国旗の意義と、結束、調和、国民統合の象徴としてのその重要性を強調する機会であると述べた。

また閣議では、サウジ・アルジェリア最高調整評議会の設立に関する合意、サウジ司法省と検事総長室およびガンビア司法省の協力に関する覚書が承認された。

また、サウジアラビア観光省とクウェート情報文化省との観光分野での協力に関する覚書、サウジアラビアと中国の教育省間における中国語教育のための協力に関する了解覚書も承認された。

閣僚らは、「許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約」へのサウジアラビアの加盟を承認した。

また、サウジアラビア監査・汚職防止局とタイ国家汚職防止委員会の間で、汚職の防止と撲滅の分野における了解覚書が承認され、イエメン国内におけるイエメン開発・再建のためのサウジプログラムの中の、作業に関するイエメン政府との協定も成立した。

内閣は、リヤド市王立委員会の監督の下、国際企業の本社をサウジアラビアに誘致するプログラムの立ち上げと、マディーナ地方開発局の過去2会計年度の最終決算認定も承認した。

特に人気
オススメ

return to top