カイロ/アビジャン:金曜日にスーダン当局発表したところによると、首都ハルツーム南方にある白ナイル川にスーダンの軍用機が墜落し、乗員全員が死亡した。
首相官邸が発表した声明によれば、当局は中佐を含む将校3名の遺体を回収済みだという。
また、このヘリに搭乗していた他の乗客の捜索は継続中とのことだ。ヘリは水曜日にアル・シェギラブ近郊に墜落した。
搭乗人数などの詳細は発表されていない。
今回の墜落事故は、スーダン軍用機の墜落事故としては直近のものである。主にずさんな航空安全記録が原因で、スーダンでは墜落事故が多発していた。
スーダンでは1月にも、武器や弾薬を積んだAH-64 アパッチが墜落事故を起こしている。スーダン東部の、エチオピアとの国境付近にある空港を離陸した直後に墜落した。この事故では、乗組員3人が一命を取り留めた。
昨年1月には、ロシアのAn-12という軍用機が西ダルフール州で墜落し、女性2人と子供2人を含む少なくとも16人が死亡した。
2003年には、スーダン航空の民間機が不時着しようとして丘の中腹に墜落し、8人の外国人を含む116人が死亡した。唯一生き残ったのは小さな少年だけだった。
また、国防省が金曜日に発表したところによると、コートジボワール北部で、ブルキナ・ファソとの国境付近で偵察活動中の軍用ヘリコプターが墜落し、乗員5人全員が死亡した。
同省は、墜落の原因を究明するための調査を開始したと発表した。
* ロイター通信/AP通信