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リヤドは世界のビジネスハブとして台頭し、地域のライバル達と競う

タダウルに登録されている外国人投資家の数は、2019年の6%から2倍以上に増加しており、サウジアラビアの海外直接投資の流入額はパンデミックの間も増加している。(シャッターストック)
タダウルに登録されている外国人投資家の数は、2019年の6%から2倍以上に増加しており、サウジアラビアの海外直接投資の流入額はパンデミックの間も増加している。(シャッターストック)
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26 Dec 2021 05:12:09 GMT9
26 Dec 2021 05:12:09 GMT9

アラブニュース

  • ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、今後10年間で2兆ドルの公共・民間投資を行うことを構想している。

リヤド:リヤド:サウジアラビアの首都リヤドは国際的な銀行家や経営者にとって、あくまで仕事のために訪れる場所であり、週末は地域の別の場所で過ごすものと考えられてきた。しかし、今やこの都市は、世界や地域のビジネス活動の拠点として急速に変化しているだけでなく、娯楽施設や魅力的なフェスティバルの中心地にもなりつつあり、そういった状況は変化しつつある。

ロイター通信によると、サウジアラビアの国内株式市場の時価総額は2.6兆ドルで、これはアブダビ、ドバイ、カタールの合計額の4倍以上となる。

また、仕事も豊富にある。今後4年間で、サウジアラビアは民営化によって550億ドルを調達する意向だ。これには1.9兆ドル規模の石油メジャーであるサウジアラムコの資産や株式の売却は含まれていない。また、4,500億ドル規模の公共投資ファンドが、610億ドル規模の通信大手、サウジ・テレコム社の株式の70%を売却したことも含まれていない。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、国内経済の石油依存脱却のため、今後10年間で3.2兆ドルの公共および民間投資を行うことを構想している。

注目すべきデータ

2020年のサウジアラビアの国内総生産(GDP)7,000億ドルは、人口が3倍のUAEの2倍となる。

国内の株式市場の時価総額は2.6兆ドルで、アブダビ、ドバイ、カタールの合計額の4倍以上。

リヤドはGDP2,000億ドルを超え、世界で最も急速に成長している都市のひとつとなっている。

タダウル(サウジ証券取引所)に登録されている外国人投資家の数は、2019年の6%から2倍以上に増え、サウジアラビアの海外直接投資の流入額はパンデミック中に増加した。年初に実行に移された「地域統括拠点プログラム」の最終目標は、480社のグローバル企業がリヤドを地域の拠点とするよう誘致することである。当初は24社であったが、現在は44社に増加している。

リヤドは「社会的な砂漠」ではなくなるだろう。マイアミのラッパー、ピットブルのライブや、米プロレス団体WWEの試合、サウジアラビアが所有するサッカークラブ「ニューカッスル・ユナイテッド」などが、欧米との文化的距離を縮めている。

リヤドには現在、44の多国籍企業の地域本部が置かれているが、これは1月に同都市への企業誘致活動を開始して以来、20社が増加した結果である。

リヤド市王立委員会のファハド・アル・ラシードCEOは、2030年の万博開催に向けてリヤドが招致活動を開始した際、博覧会国際事務局(BIE)に行ったブリーフィングにて、1950年には人口15万人の小さな町だったリヤドが、現在ではGDP2,000億ドルを超える世界で最も急成長している都市のひとつになったと述べた。

アル・ラシード氏は続けて、「スポーツ大通り」や、ニューヨーク・セントラル・パークの4倍、ロンドン・ハイド・パークの10倍の広さを誇る巨大な「キング・サルマン・パーク」など、サウジアラビアの首都で進行中のいくつかの開発プロジェクトについて、BIEの運営団体に紹介した。

同氏は、リヤドは世界最大級の公共交通網を構築していると述べた。また、リヤドを持続可能で健康的な都市にするための「リヤドグリーンプロジェクト」の一環として、市内および周辺の緑を増やす努力をしていることを強調した。

 

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