
サルマ・ウェル
リヤド:サウジアラビア時間午前10時16分の前場取引開始直後、サウジアラビア証券取引所の主要株価指数、TASIが0.21%高の1万1295ポイントで取引され、年間30%増を固めて2010年以降最大の年間上げ幅へと向かい始めた。
また、並行市場のノムも0.37%高の2万6644ポイントに達した。
サウジアラビアの保険業種部門がポイントを引っ張り、アマナタ保険とエナヤが約5%上げて、それぞれ37サウジアラビア・リヤル(10ドル)と33.95サウジアラビア・リヤルをつけた。
「SRMG」として知られるサウジ・リサーチ&メディアグループは4%増の183サウジアラビア・リヤルで取引されている。同社では2021年の株価が130%増となった。
同国の金融をリードするアルラジ銀行は1600万サウジアラビア・リヤル相当の株式が前場でやりとりされ、142サウジアラビア・リヤルまで値段を上げている。
主要取引銘柄は取引直後に急騰しており下げた銘柄は僅かにとどまった。
これまでの取引で最大の下げはジャバール・オマール・デベロップメントで、1%近く下げて26.9.サウジアラビア・リヤルで取引された。
ジャバール・オマールは12月23日、アリンマ・マッカ・リアル・エステート・ファンドの経営陣に対し、同ファンドに対する債務決済に株式発行を提案して値を上げていた。