Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • 株式800億ドル相当を政府系ファンドに移管後、サウジアラムコの株価が下落

株式800億ドル相当を政府系ファンドに移管後、サウジアラムコの株価が下落

Getty Images
Getty Images
Short Url:
14 Feb 2022 06:02:16 GMT9
14 Feb 2022 06:02:16 GMT9

サルマ・ウェール

リヤド:政府系ファンドに株式が移管されたのを受け13日、サウジアラビア時間正午時点で国営石油会社サウジアラムコの株価は0.54%下落した。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の発表に続いて、アラムコ株の4%(80億株)が公的投資基金(PIF)に移管された。

皇太子によると、株式移管後もサウジ政府はアラムコ株94%以上を保有する筆頭株主であり続けるという。

株式移管により、世界中の債券市場の開拓を目指すPIFの運用資産は、約3000億サウジリヤル(800億ドル)増加した。

現在のアラムコの株価は1株約37リヤル(SR)だ。世界的に経済活動が復活し石油価格が高騰するなか、アラムコの時価総額は急上昇した。

ブルームバーグの報道によると、石油大手アラムコの株価は2020年に27.8リヤルの安値を付けている。

今回の株式移管は、PIFの資産基盤を強化する取り組みと一致するものだ。PIFは世界中の債券市場を開拓する計画があり「同時に、事業の成長段階では引き続きサウジ政府から投資資金を安定的に供給してもらう」と先に発表している。

特に人気
オススメ

return to top

<