アラブニュース・ジャパン
東京:住友電気工業はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油(ADNOC)向けの超高圧直流海底ケーブルを韓国のサムスンC&Tから受注した。
中東初の超高圧直流送電プロジェクトで、業界最高電圧クラスの住友電工製400キロボルト直流架橋ポリエチレン絶縁(XLPE)ケーブルを納入する。ルートは全長約140キロメートルに及ぶ。
受注額は約200億円、2022年に着工し2025年に完工する予定。
これはADNOCとアブダビ国営エネルギーが、九州電力送配電やキューデンインターナショナル、韓国電力、フランス電力と共同で特別目的会社を設立し、実施するプロジェクトの一環。
住友電工は高度な技術力で知られ、国内外で超高圧直流ケーブルを受注してきた実績がある。