
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、地域の観光部門の支援・発展に寄与する「NEOM」計画の一環として、新しい世界的な山岳観光地の設立を発表した。
His Royal Highness Mohammed bin Salman, Crown Prince and Chairman of the NEOM Company Board of Directors, has announced the establishment of #TROJENA – the new global destination for mountain tourism, part of #NEOM's plan to support and develop the tourism sector in the region. pic.twitter.com/ZNa4JsamKy
— NEOM (@NEOM) March 3, 2022
サウジ皇太子は声明で「TROJENAは、エコツーリズムの考えに基づく観光地を作ることで山岳観光を再定義し、自然保護やコミュニティの生活の質を向上させる我が国の取り組みを示すものになる。これは、『サウジ・ビジョン 2030』の目標に連動している」と述べている。
本事業計画は、2026年の完成を予定している。
(NEOMが公開したプロモーション画像)
TROJENAはNEOMの中心に位置し、標高約2,600メートルという国内最高峰を含む山脈が魅力だ。
皇太子はさらに、「新たな観光地は、『サウジ・ビジョン 2030』が推進する天然資源の保護と国の経済多角化を後押しする」と述べた。
5000億ドル規模のプロジェクトから発表される開発計画は、2021年1月に発表された「The Line」、2021年11月に発表された「OXAGON」に続き、3つ目となる。