
ザイド・カショージ
リヤド:サウジアラビアの駐米大使、リーマ・ビント・バンダール王女が、特に軍事分野での、同国におけるジェンダー平等が「急ピッチで進んでいる」ことを称賛した。
サウジは2021年2月に女性の防衛職応募を受け付け始め、昨年9月には、女性兵士の第一陣が14週間の訓練プログラムを卒業した。
リーマ王女は、3月7日にリヤドで開催された世界防衛ショーの基調講演で、「王国のジェンダー平等は急ピッチで進んでいます。2年前の発表以来、私たちは今、新兵が最前線で活躍しているのを目の当たりにしています」
「我が国は35歳以下が3分の2を占める若い国であり、女性の軍への参加を認めないわけにはいきません。彼女たちは国の成功に欠かせない存在です」と王女は付け加えた。
リーマ王女によると、女性は紛争解決に非常に長けており、彼女は自身の人生の中で、女性が家庭内や企業内の平和確保において重要な役割を果たした例を挙げた。
また、彼女は、サウジアラビアでは軍で働く男女の給与の平等が達成されていることに言及した。
王女はまた、パンデミック時の女性エッセンシャルワーカーたちの努力を賞賛し、その働きが国内の死亡率や感染率低下を助けたと話した。