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日・UAE、ウクライナ対応で連携を確認

(File/@MohamedBinZayed/AFP)
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15 Mar 2022 11:03:08 GMT9
15 Mar 2022 11:03:08 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本とアラブ首長国連邦(UAE)の首脳は3月16日、ウクライナ情勢について意見交換し、現在、国連安全保障理事会の非常任理事国を務めるUAEと引き続き緊密に連携しつつ対応していくことを確認した。

日本の岸田文雄首相は、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子兼アラブ首長国連邦軍副最高司令官との電話会談で、UAEは日本の戦略的パートナーであり、ムハンマド皇太子と緊密な関係を築いていきたいと伝え、ドバイ万博の成功に祝意を表した。

これに対してムハンマド皇太子は、日本との二国間関係強化へ一層の期待を表明し、ドバイ万博への日本の参加に謝意を述べた。

ウクライナ情勢を受け、両首脳は原油価格高騰への対応についても意見交換を行った。 岸田首相は、OPECメンバーとしてのUAEのさらなる積極的な貢献を働きかけ、国際原油市場の安定化に向けた連携を確認した。

両首脳は、本年が日・UAE外交関係樹立50周年であることを踏まえ、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアチブ(CSPI)」の枠組み文書への早期署名をはじめ、引き続き様々な分野で二国間関係を強化していくことで一致した。

岸田首相は、ロシア在留邦人の帰国手段の確保についてUAEの協力を要請し、ムハンマド皇太子からは日本と引き続き緊密に連携したいと述べた。

両首脳はまた、イエメンやイランなどの中東情勢についても意見交換し、引き続き連携していくことを確認した。

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