
日本銀行は月曜日、2021年の金融政策の企画と新型コロナウイルス対応としての金融緩和策を主導した清水誠一氏が、日本銀行の理事6名のうちの一人として昇格する人事を発表した。
日本銀行の発表によると、清水氏は政府からの任命を受け、9名のメンバーで構成される理事会において、日本銀行における金融セクターの分析を含む幾つかの分野について助言を行う立場を担う。
56歳の清水氏は、2020年以降、日本銀行で金融政策の企画を監督する精鋭部門を率いてきた。日本が新型コロナウイルスのパンデミック対応を迫られた時期も含まれる。
2021年3月の日本銀行の政策枠組み見直しでは、長引く金融緩和の影響拡大への対処に向けて重要な役割を担った。
ロイター