5月の国内新車販売台数の車名別ランキングは、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が1万2400台で、5カ月ぶりの首位に返り咲いた。1月から4月までトップだったホンダの軽自動車「N―BOX」は、生産調整の影響で4位に後退した。2位はトヨタの「カローラ」、3位はスズキの軽ワゴン「スペーシア」。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日、発表した。
コロナ禍を受けて中国・上海市が実施したロックダウン(都市封鎖)などの影響で、部品調達難が各社で続いた。特に4月以降の減産が5月の販売台数に響いた。上位5車種では、カローラを除く4車種の販売台数が前年同月を下回った。
時事通信