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黒田日銀総裁、国民が値上げを受け入れ初めていると発言し非難を浴びる

日銀の黒田東彦総裁。(AFP)
日銀の黒田東彦総裁。(AFP)
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08 Jun 2022 12:06:03 GMT9
08 Jun 2022 12:06:03 GMT9

日銀の黒田東彦総裁は7日、政治的批判に直面した。前日に「家計の値上げ許容度が高まってきている」と発言したためだ。国民が生活費の上昇に敏感であることが明らかになった。

野党の勝部賢志議員は、国会で黒田総裁に質問した数人の政治家の一人だ。勝部氏は、この発言は黒田総裁が「国民が(値上げについて)どう考えているか理解していない」ことを示していると指摘した。

萩生田光一経済産業相は、記者から黒田総裁の発言について聞かれると、「やや実体感はない話だったかもしれない」と述べた。共同通信が伝えた。

これらの発言は岸田文雄首相の政権にとって微妙な時期に行われた。燃料費や食費の高騰に対処するよう求める声が強まっており、岸田政権はこれに向き合っている。来月には参議院選挙が控えている。

この発言に、ソーシャルメディア上でも批判が飛び交った。多くの人が「値上げは受け入れてません」というハッシュタグを付けてコメントを寄せた。

あるユーザーは「生活必需品だから買っているのであって、値上げを受け入れているからではない。みんな苦しんでいる」と投稿していた。

別の人は「コロナ渦に貯金できたのは、あなたのような裕福な人だけだ」と投稿していた。

黒田氏は7日、不適切な表現だったことを認めながらも、「賃上げの必要性がより高まっているという文脈で申し上げた」と釈明した。

「日銀は物価を上げることだけを目指しているのではない。目指しているのは、経済活動や賃金が改善する中で、物価も上昇する好循環の形成だ」と同氏は述べた。

日本の4月の消費者物価指数は前年同月比で2.1%上昇し、日銀のインフレ目標を7年ぶりに上回ったが、燃料価格と食品価格の上昇が主因だ。

日銀幹部は、このようなコストプッシュ型インフレは一時的で、金融刺激策を撤回するきっかけにはならないだろうと繰り返し述べている。

ロイター

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