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ディルイーヤ・ゲートは、スマートシティの発展のために革新的な技術に投資している:CEO

アラブニュース(AN)の取材に応じるDGDAのCEO、ジェリー・インゼリロ氏。
アラブニュース(AN)の取材に応じるDGDAのCEO、ジェリー・インゼリロ氏。
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09 Jun 2022 02:06:09 GMT9
09 Jun 2022 02:06:09 GMT9

ディーマ・A・クデイル/ダナ・アロマー

ジェッダ:ディルイーヤ・ゲート開発庁(DGDA)は、歴史的都市ディルイーヤを支援するために、革新的なスマートシティ技術に数億ドルを投資していると、同CEOは述べている。

DGDAのCEOであるジェリー・インゼリロ氏は、国連世界観光機関の第116回執行理事会において、同社はディルイーヤをスマートシティとして開発する意向であるとアラブニュースに語った。

歴史的な都市の下で、最先端の技術が電気や上下水道、交通のあらゆる面で都市を支え、二酸化炭素排出量もゼロにするとインゼリロ氏は述べた。

ディルイーヤの古都は、表向きは豊かな歴史に彩られ、とても情緒豊かに歩くことができる都市になるが、その地下では街を保全するために、世界最高水準のテクノロジーが駆使されるだろうとインゼリロ氏は伝えた。

300年前と同じように、泥レンガの建築の類型(タイポロジー)を使って都市を建設する予定である。さらに、同社は1億8500万個の泥レンガを生産し、それらですべての建造物を覆って、当時のサウジアラビアの状態のように見せている、と彼は付け加えた。

DGDAは王国全土から集めた太陽光エネルギーと風力エネルギーを利用しており、まったく新しい給水システムや、配管設備、技術を導入する予定である。その結果として、DGDAは点滴灌漑の24パーセントを再生させた。

「私たちは古い生活用水を再利用しています。サウジアラビアのすべての新しいグリーン・イニシアチブの灌漑用水として、それらを処理しているのです」と、インゼリロ氏は付け加えた。

もしパイプが破裂しても、DGDAはすでにその破損箇所がどこなのかを把握しているため、すぐに修理することができ、無駄を省くことができると、彼は述べた。

ネット・ゼロとカーボン・ニュートラルを達成するために、DGDAはディルイーヤと王国のすべての場所で、より多くの自動車を電気自動車に切り替えるために取り組んでいると、同CEOは述べた。

DGDAが、この街がいかに重要で思い出深いものであるかを理解しているからこそ、彼らは「毎日毎分、毎秒」サステナビリティを実践していると、インゼリロ氏は述べた。

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