
アラブニュース、リヤド
クレジットカードを利用した外貨取引額が、2019年の最近数ヶ月で目に見えて減少したことをサウジアラビア通貨庁(SAMA)が明らかにしたと、サウジ通信社(SPA)は報道した。
SAMAによると、11月の外貨取引額は12.7億SR(サウジアラビア・リヤル)(338.5百万米ドル)に達し、前年同月の取引額17.1億リヤルと比較して25%減少した。外貨取引額は9月と10月にも減少しており、それぞれ前年同月と比較して18.7%、28.3%の減少率だった。
この取引額の減少は、国内いくつかの地域と都市で多数のシーズンやイベントが始まったのと同じ時期に発生した。
一方でサウジアラビア国内における販売活動の売上高はここ数ヶ月で顕著に成長しており、2019年11月は258億リヤルに達し、2018年11月の199億リヤルと比較して30%の増加率だった。
2019年11月のレストラン・カフェセクターも54%成長した。エンターテイメント・文化、交通・輸送、ホテルセクターはそれぞれ年間で30.5%、25.2%、18.1%成長した。