
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの移動体通信事業大手であるサウジ電気通信会社(STC)はこのほど、ボーナス株式の発行による150%の増資を提案した。
証券取引所の開示情報によると、同社のこの増資計画は、資本金の200億SR(サウジアラビア・リヤル、53億3,000ドル)から500億SRへの増資を伴うもの。
同社の株主は、留保利益からの300億SRを株式に転換することにより、1株につき1.5株を受け取ることになる。
「この増資は、STCの事業の成長・拡大戦略の達成を後押しするとともに、株主の利回りを最大化するものだ」。同社はこのように述べた。
今回の提案は、次回の臨時株主総会での同意を必要とする。