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円、1998年以来の低水準に下落 米国の利回り上昇で

2022年6月13日、東京都千代田区。日経平均株価と米ドル・日本円の為替レートを表示する株価ボードの前を歩くマスクを付けた女性と男性。(ファイル・写真/AP)
2022年6月13日、東京都千代田区。日経平均株価と米ドル・日本円の為替レートを表示する株価ボードの前を歩くマスクを付けた女性と男性。(ファイル・写真/AP)
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13 Jun 2022 08:06:56 GMT9
13 Jun 2022 08:06:56 GMT9

月曜日、円は対ドルにおいて過去24年間で最も低い水準まで急落した。米国のインフレ指標が過熱し、米国債の利回りが上昇したため、日米の基準金利の差が拡大したためである。

海外のタカ派中央銀行とハト派日本銀行の政策的相違がますます明らかになるにつれ、ドル円は過去7セッションでそれぞれ上昇し、1998年10月以来の高値となる135.22円まで上昇した。

今週は、インフレ抑制のための中央銀行の利上げ努力が引き続き注目される。米連邦準備制度理事会(FRB)とイングランド銀行は会合後に金利を引き上げると予想され、スイス国立銀行も同じことを行う可能性がある。

日本銀行の変化はほとんど無いとみられている。しかし、同行は月曜日に、10年物国債の利回りを0%目標に対して0.25%ポイント以内に抑える政策の一環として、火曜日に5000億円の日本国債を購入すると発表した。

一方、米国の10年債利回りは、金曜日に12ベーシスポイント(bp)近く上昇し、月曜日の早い時間に3.2%を記録した。

2年物利回りは金曜日の上昇幅を拡大し、2007年後半以来の高水準となる3.194%に達した。

米国のインフレ率は金曜日に予想を上回り、FRBがさらに積極的な利上げに踏み切るとの見方が強まっている。CMEのFedWatchツールによれば、FRBが今後2回の会合(今週火曜日と水曜日、そして7月)で少なくとも125bpの利上げを行う確率はおよそ3分の2とされている。

これは少なくとも1回75bpの利上げを意味し、1回の会合での利上げとしては1994年以来最大となる。

エネルギー価格の上昇は、日本の国際収支を悪化させ、円高を招いている。

HSBCのFXグローバル調査責任者、ポール・マッケル氏は、「円については、うまくいかないものはうまくいかないし、これからもうまくいかないだろう」と述べた。そして、日本の投資家がポートフォリオの中でヘッジなしの為替リスクを取る用意があるかどうかを見極めることが重要であると付け加えた。

「今大事なのは、日本の投資家がいわゆる為替ヘッジ比率を変え始めるかどうかだ。そうなれば日本円に対する外国為替需要がより持続的に発生する可能性がある。そうであれば、通貨は弱含みで推移するか、少なくとも強含みで推移することを止めることになる」

月曜日の下落は、金曜日後半の短期間の円高に続くものであった。金曜日、日本政府と中央銀行が最近の急激な円安に懸念を表明し、当局が通貨を支えるために介入する可能性をこれまでで最も強く警告したと見られる珍しい共同声明を出していた。

FRBがよりタカ派的であるという期待が、円以外の通貨に対してもドルを押し上げている。ドルインデックスは、ドル円相場が6つの通貨に対して0.3%高い104.58となり、4週間ぶりの高値となった。

ユーロは0.23%安の1.0490ドルで低迷し、ポンドは0.23%安の1.2287ドルで、イングランド銀行が木曜日に利上げ――12月以来5度目の利上げとなる――に踏み切るとの予想から、ほとんど支持を受けていない。

スイス国立銀行も木曜日に会合を開き、25ベーシスポイントの利上げが予定されている。

リスク志向の強い豪ドルは、金利上昇の影響に対する懸念から、投資家がより安全な資産に逃避したため0.6%の下落となり、3週間半ぶりの安値となる0.6998ドルとなった。

同様に、いわゆるリスク資産であるビットコインも圧力を受けた。暗号通貨融資会社セルシオ・ネットワークが「極端な市況」を理由に引き出しと口座間の送金を一時停止すると発表し、1年半ぶりの安値となる2万4888ドルまで下落した。

ロイター

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