
アラブニュース
リヤド:NEOMの子会社ENOWAは、日本の伊藤忠商事およびフランスのヴェオリア社と、初めての海水淡水化プラントを開発する契約を締結した。
サウジ国営通信によると、このプラントはNEOMの製造・技術革新都市OXAGONに位置し、100%再生可能エネルギーで稼働する見込み。
2025年の完成後は、1日あたり50万立方メートルの生産能力でプラントが稼働する予定で、これはNEOMにおける水の総需要量予測値の約30パーセントに相当する。
この新しい施設は、NEOMの住宅、産業、商業部門へ持続可能で豊富な水の供給を作り出すENOWAの取組みに沿うものである。
ENOWAは、サウジアラビアの公的投資基金が全額出資する5000億ドル規模のプロジェクトで、豊富な天然資源を強化し、持続的に保全することを目的として、昨年3月に立ち上げられた。