アラブニュース・ジャパン
東京:6月21日の経済産業省の声明によると、日本とアラブ首長国連邦(UAE)はエネルギー市場での協力と安定化を確認した。
萩生田経産相は、UAEのマズルーイ・エネルギー・インフラ相とTV会談を行い、国際原油市場の安定化に向けた働きかけを行ったほか、水素や燃料アンモニア、CCUSなどのクリーンエネルギー分野における二国間協力の強化について議論した。
萩生田氏は先週開かれたこの会談で、日本への原油の安定供給に謝意を伝えた。また、ロシアのウクライナ侵略などを受けて原油価格が高止まりしていることから、増産を含め、十分な原油供給と生産余力への投資を通じた国際原油市場の安定化に向けた協力を働きかけた。
両大臣は、昨年4月に政府間で締結した水素協力に関する覚書の下、水素分野でのプロジェクトが進展していることを歓迎した。
さらに、クリーンエネルギー分野における両国の関係強化についても議論し、本年の外交関係樹立50周年の機会なども活用しながら、緊密に連携していくことで一致した。