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サウジがSWCCの民営化停止、資産をPIF所有会社に譲渡

SWCC総裁はアラブニュースの取材に対し、譲渡決定は、サウジ国内でのサービス向上に寄与すると語った。
SWCC総裁はアラブニュースの取材に対し、譲渡決定は、サウジ国内でのサービス向上に寄与すると語った。
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22 Jun 2022 07:06:10 GMT9
22 Jun 2022 07:06:10 GMT9

サラ・グラッブ、ニルマル・ナラヤナン

リヤド:サウジアラビア政府は、サウジアラビア海水淡水化公団(Saline Water Conversion Corporation=SWCC)の民営化決定を無効とし、その直接的、間接的資産を公的投資基金(Public Investment Fund=PIF)の完全子会社であるウォーター・ソリューションズに譲渡した。

リヤドに本部があるSWCCは海水淡水化事業を展開しており、サウジ国内各地に脱塩水を供給している。

この政府発表に続き、サウジのアブドルラハマン・アル・ファドリ環境水資源農業相は、譲渡の決定により、サービスの水準やサステナビリティの能力が向上し、水資源部門への投資も可能になると述べた。

同相は、譲渡決定がこの部門の転換点になるとも付言した。

SWCCのアブドゥラー・アル・アブドルカリーム総裁は、先ごろ行われたアラブニュースとのインタビューの中で、同公団が2024年までに6基の海水淡水化プラントを段階的に開設すると明かしていた。この6基のうち、2022年末までにまず2基を開設する予定。

さらに同総裁は、これらのプラントが、アル・シュカイク(Al-Shuqaiq)、アル・ショアイバ(Shoaiba)、アル・コバール(Alkhobar)を含めたサウジ国内各地に配備されるとも述べた。

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