日本の日経平均株価は、マイクロン・テクノロジーと米国の同業他社の損失に追随して、主要な半導体関連銘柄が下落したため、8月10日水曜日に下落した。
日経平均株価の午前の終値は0.83%下がり2万7,767円07銭となり、TOPIXは0.35%下がって1,930.22となった。
ナスダックは、マイクロン・テクノロジーの予想が芳しくなかったことから、半導体メーカーやハイテク株が下落し、投資家は米国のインフレデータを待っている状態で、夜間に下落して取引を終えた。
半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンは2.59%下落し、半導体検査装置メーカーのアドバンテストは3.8%下落した。
ユニクロを運営するファーストリテイリングが2.75%、医療サービスプラットフォームのエムスリーが3.84%下落するなど、他の大企業も軟調だった。
堅調な業績を報告した企業は上昇した。
住友林業は、住宅建設会社の年間純益予想を赤字から黒字に転換し、8.58%上昇した。
ロート製薬は、年間収益予想を上方修正し、16.6%急騰した。
野村證券のストラテジスト、澤田麻希氏は「市場は好業績の銘柄に反応した」と述べた。
「しかし、投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースを計る米国のインフレデータを待ち、また明日の日本の市場終了を前にして、慎重になっています」
11日木曜日は祝日のため日本市場は休場となる。
医薬品メーカーの第一三共株式会社は1.17%上昇し、TOPIX上位30社の中で最も高いパフォーマンスを示し、化粧品メーカーの花王が続いた。
ロイター