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石油大手アラムコの第2四半期利益、予想を上回る記録的な484億ドル

この石油大手の純利益は、アナリスト15人の予測に基づき462億ドルと予想されていた。(シャターストック)
この石油大手の純利益は、アナリスト15人の予測に基づき462億ドルと予想されていた。(シャターストック)
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14 Aug 2022 07:08:39 GMT9
14 Aug 2022 07:08:39 GMT9

アラブニュース

  • この石油大手の純利益は、アナリスト15人の予測に基づき462億ドルと予想されていた。
  • 売上高が80%急増して5,620億SRとなったことを受け、「世界で最も収益性の高い石油会社」の利益は1,820億SR(約484億ドル)を記録した

リヤド:サウジアラムコの2022年第2四半期の利益は90%急増し、アナリスト予想の中央値を上回り2019年の上場以来最高の四半期利益となった。

この石油大手の純利益は、アナリスト15人の予測に基づき462億ドルと予想されていた。

取引所への提出資料によると、売上高が80%急増して5,620億サウジアラビアリヤル(SR)となったことを受け、「世界で最も収益性の高い石油会社」の利益は1,820億SR(約484億ドル)を記録した。

前四半期の1,480億SR、2021年第2四半期の955億SRを上回る水準である。

同社はこの結果について、今年これまでに過去最高値まで高騰した原油価格の上昇、販売量の増加、および下流でのマージン改善を主な要因として指摘した。

「第2四半期の記録的な業績は、特に上流の二酸化炭素強度が業界で最低水準の低コスト生産者として、当社製品への需要が高まっていることを反映している」と、アミン・ナーセルCEOは業績結果についてコメントし、次のように付け加えた。

「世界市場の不安定さと経済の不確実性はまだ残っている一方で、今年上半期の出来事は、市場が十分な供給量を確保できるようにすること、および秩序あるエネルギー転換を促進すること、両方のために、この産業への継続的な投資が不可欠であるという、我々の見解を裏付けている」

堅調な業績に加え、アラムコは703億SRの安定した四半期配当を維持し、9月7日には1株当たり0.3198SRの配当が支払われる。

同四半期の設備投資は、アラムコが引き続き投資と成長機会の獲得に努めた結果、25%増の94億ドルとなった。

半期についてもアラムコは業績を伸ばし、上半期利益は前年同期の1,770億SRから86%増の3,300億SRに急増した。

サウジアラビアの上場企業である同社の売上高は、2021年上半期の5,840億SRから、ほぼ倍増の1兆300億SRとなった。

営業キャッシュフローの増加に支えられてアラムコはバランスシートの強化にも成功し、6月末現在のギアリング比率は7.9%と、2021年末時点での14.2%から低下した。

「世界規模の短期予測における景気の下方圧力にもかかわらず、この2020年代の残りの期間も石油需要は成長し続けると予想している」と、ナーセルは述べた。

「しかしながら、エネルギー供給の安全性を守る非常に現実的な目下の必要性がある一方で、気候に関する目標も依然として重要である。そのためアラムコは、石油やガスだけでなく、再生可能エネルギーやブルー水素など、複数のエネルギー源からの生産を増やすことにも取り組んでいる」

最新のハイライト:

  • アラムコと、産業用ソフトウェアの世界的リーダーであるコグナイト社は、リヤドに本社を置く予定の英国合弁会社CNTXTの設立を発表した。CNTXTは、サウジアラビア、およびより広い中東・北アフリカ地域において、産業界のデジタル化を支援する。
  • 報道によれば、アラムコは同社グループの一部門であるアラムコ・トレーディング社の新規株式公開を検討しているという。実現すれば300億ドル以上の資金調達となる可能性があり、今年度世界最大の上場の1つとなるだろう。
  • アラムコは、アジアでの事業を拡大するため、タイの国営石油会社PTTと提携した。両社は、ブルー水素やグリーン水素、およびさまざまなクリーンエネルギー構想の分野で協力する予定である。
  • アラムコは、米国のバルボリン社のグローバル製品部門を26億5,000万ドルで買収した。
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