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ベイルート港爆発事故の調査再開 同一判事による指揮継続

2020年8月5日水曜日、レバノンのベイルート港で発生した悲劇的な爆発事故。現場から煙が立ち昇る。(ファイル写真:AP)
2020年8月5日水曜日、レバノンのベイルート港で発生した悲劇的な爆発事故。現場から煙が立ち昇る。(ファイル写真:AP)
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24 Jan 2023 04:01:18 GMT9
24 Jan 2023 04:01:18 GMT9
  • 5人の容疑者を釈放、レバノン治安当局者や判事など8人を起訴

ナジャ・フーサリ

ベイルート: 2020年にベイルートで起きた港湾爆発事故の調査を主導するタレク・ビタール判事は、約13カ月間審理を停止していたが、23日に再び業務を開始した。

ビタール判事は最初の仕事として、拘束されていた5人の容疑者の釈放を決定した。釈放となるのは、港湾整備業者とそのシリア国籍の従業員、ベイルート港の管理者の1人であるミシェル・ナハウル氏、前税関局長シャフィク・メルヒ氏、港湾業務局長サミ・フセイン氏である。

同時にビタール判事は、「殺傷の潜在的な意図」があったとして8人を起訴した。起訴されたのは、総合保安機関長官のアバス・イブラヒム少将、国家保安局長官のトニー・サリバ少将、ガッサン・クーリー、カーラ・シャワ、ジャド・マーロフの各判事らである。

司法関係者はアラブ・ニュースに対し、保釈金なしで釈放された人々には渡航禁止令が出され、さらに多くの釈放が続くだろうと述べた。司法関係者はアラブニュースに、保釈なしで釈放された人々には渡航禁止が課され、さらに多くの釈放が続くだろうと語った。

2020年8月4日に発生した爆発事故では、300人以上が死亡、少なくとも6500人が負傷した。この大事故に関連してこれまで17人が起訴されている。

爆発事故の犠牲者の遺族は最近、拘束された容疑者たちの運命を決める責任者に別の判事を任命しないよう、最高司法評議会の判事たちへの圧力を強めていた。

ビタール判事は23日、検察当局に対し、容疑者の釈放を実行し、告訴の決定を被告に通知するよう要請した。

同判事は以前にも、マーロフおよびシャワ両判事に対する法的手続きの開始を要請していたが、検察は彼らに対して何の措置もとっていなかった。

マーロフ氏は、最終的に爆発した硝酸アンモニウムを何トンも積んだ船の荷揚げを許可する上で重要な役割を果たしたとされるのに加え、司法警備員も任命する立場にあった。シャワ氏は危険物を破壊するための行動を怠ったと非難されている。

ビタール判事を爆発事故の担当から外そうとする試みが数カ月続いていたが、判事はベイルートのジャスティス・パレスの事務所でついに調査を再開した。この再開のタイミングは、最近ベイルートでフランスの司法代表団と会談を持ったこととは無関係だとビタール判事は述べている。

ベイルート港の爆発事故で、フランス人は2人が死亡し、他にも負傷者が出ている。

ビタール判事はフランスの代表団に対し、この事件に関して自ら作成している報告書がすでに540ページにも及んでおり、さらに150ページほど書き加えなければならないと明かしている。

こうした最近のビタール判事の動きに対し、レバノン暫定政府の司法大臣は最高司法評議会に連絡し、裁判官の職務再開を許可する法的文書と守秘義務をめぐる問題について確認を行っている。

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