東京市場のベンチマークである日経平均株価は金曜日、前日終値とほぼ変わらず。この日投資家は利益確定売りに傾いたが、その反面、円安に支えられる形ともなった。
日経平均株価 は 11.81 ポイント下落の 28,930円33 銭となり、より広範な銘柄をカバーする Topix は 0.20% (4.02 ポイント)上昇し 1,994.52 となった。
ドルは木曜日の終わりには 135.88 円だったが、136.31 円に回復した。
岡三オンライン証券によれば、アメリカ株の上昇と円安に投資家が勇気づけられ、株式は取引序盤に上昇した。
しかしその後は「利益確定売りが株価上昇を抑え、時には市場をマイナスの領域に押し込んだ」と、同証券会社は述べた。
インフレがピークに達するかもしれないという期待が高まる中、投資家は来週ワイオミング州ジャクソンホールで開催される銀行家と財務責任者の年次会議の動向を注視して、アメリカの利上げペースに関する手がかりを求める。
東京市場の主要株では、ソニーグループが2.12%高の1万2000円、半導体製造装置を製造する東京エレクトロンが1.48%高の4万6600円となった。
ユニクロを運営するファーストリテイリングは1.24%下落し8万5550円となった。
ソフトバンクグループ は 0.87% 安の 5,764 円、e コマース企業の 楽天グループ は 1.39% 安の 707 円となった。
AFP