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日本の株式市場、ウォール街と米先物の反発受けて値上がりで終了

日経平均株価は早い段階で1.7%の上昇を見せた。(AFP)
日経平均株価は早い段階で1.7%の上昇を見せた。(AFP)
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18 Oct 2022 08:10:29 GMT9
18 Oct 2022 08:10:29 GMT9

10月18日火曜日の日本の株式市場は、前日の米ウォール街の好調な値動きと米先物市場の動向が好感され、反発して取引を終えた。

日経平均株価は早い段階で1.7%の上昇を見せたが、上げ幅は減少し、2万7千円台を割り込んだ。その後反発し、終値は1.42%上昇の27,156円14銭となった。
より幅広い銘柄を含むTOPIXは1.16%上昇した。

「昨日(10月17日月曜日)アメリカ株が上昇し、先物はさらに大幅に上昇しました。例えばダウ平均株価です」とみずほ証券の三浦豊シニア株式アナリストは話す。

ダウ先物e-miniは日本の市場が閉じた時点で1.42%の上昇であった。

「今夜ウォール街で株が値上がりするという観測から、買いが進んだと考えています」

三浦氏は説明し、韓国や台湾、香港市場でも同様に好調な値動きが見られたことを指摘した。

日経平均はエネルギーと公共料金関連以外のすべての部門で値上がりした。東京ガスは0.98%と、最大の値下がりであった。

日経平均株価に含まれる225の銘柄の内、188で株価が上昇し、34で下落、3銘柄は横ばいであった

オンラインで医療関連サービスを提供するエムスリーは日経225銘柄の内でもっとも大きい5.56%の値上がりであった。
1500億円(10億1千万ドル)の自社株買いを発表したリクルートホールディングスが5.05%でこれに続いた。

先週の観光客向けの水際対策緩和を受けて、運輸関連株も引き続き好調で、東日本旅客鉄道は2.1%の値上がりを見せ、TOPIXの航空会社株は1.51%上昇した。

テクノロジー関連株も堅調で、シャープ株は4.98%上昇し、精密モーターメーカー、日本電産は3.34%伸びた。

「私の考えでは、日本の株式市場は国内より海外の動向から影響を受けていると思います」と三浦氏は述べ、今週はゴールドマン・サックスやテスラ、ネットフリックスといった米企業の決算発表が控えていることを指摘した。

「今週は、これらの決算発表が鍵となるかもしれません」と三浦氏は話した。 

ロイター

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